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デイサービスの食事で注意が必要な点は?健康状態に合わせた食事形態を紹介

食べることが好きで、食事を大切にしている人は多いでしょう。
もし食事にそこまで興味がなくとも、やはり栄養の面から食事は大切なものです。

デイサービスを利用される方への昼食の提供は、デイサービスの大切な役割の一つです。
一人暮らしであり、ご自身でのお料理が難しくなった方、食事の量や回数が減った方、サポートが必要な方……
それぞれの状況に応じた食事が提供されるのもデイサービスならではです。

ここでは、食事において、デイサービス施設が取り組んでいることを紹介していきます。

食事の注意点

まず食事への意欲が低下する原因として、次のような特徴が挙げられます。

・嚥下能力の低下(飲み込みにくなる)
・咀嚼力の低下(噛む力が弱くなる)
・認知症等により、食べ物が認識できない

デイサービスを行っている施設では、スタッフが上記のことを始め、様々なことに注意しながら食事介助を行っています。
例えば、一人で食べられる方でも嚥下能力が低下している場合には、必ず見守り介助をします。
また、姿勢にも注意を払っています。
テーブルやベッドと利用者さんの状況に応じて食べる場所や姿勢も変わりますが、食べやすい姿勢に整え、利用者さんの負担が少しでも軽くなるようにしています。

食事形態の種類

咀嚼能力・嚥下力に応じて、食事形態も変わります。

■刻み食:食事を2~3mm 程度に細かく刻まれた食事。
嚥下力はあるけれど、咀嚼力が衰えてきている人に適しています。

■やわらか食:歯茎や舌で簡単につぶせる固さに調整された食事。
咀嚼力がかなり弱くなってきた人でも食べやすいように作られています。

■ミキサー食:ミキサーでポタージュ状に加工された食事。
咀嚼力がほとんどなくなった人でも飲み込むことによって食事を楽しむことができます。

■ゼリー食:ペースト状にした食事をゼラチンや寒天を加えてゼリー状にした食事。
高度な嚥下障害がある人に適しています。

このように、スタッフの方が利用者さんの状況を見極めて様々な工夫を凝らしています。
たとえ一日に一回だとしても、美味しく適切な食事を安心して食べられるということは
人生を元気に長く続けていく支えとなります。

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